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 1/18 Chevrolet Corvette C1 1957 YATMING
改造・再生の記録



至る所、塗装ムラが広がっている。一体どうしたらこんな状態になってしまうのかなぁ〜
センターのシール状のエンブレムも使えそうもない。
そして丸いでっぱりも削除しなければならないので気が重い

  

V8、220Hpのスモールブロックユニットと補機類、本気でここを、いじったら泥沼と化す。
従って放置
ホイールの取付け方法も特殊なのでここも削除、更に気が重くなる。
まったく改造には不向きである。
シャシーも酷い




トランクのエンブレムも使用不能、そして、ここの出っ張りも要削除





塗装ムラの顕著な例、本当に製品に対する良心が不在しているとしか言いようがない。
物作りを何と心得るのじゃ!





インテリアに使われている素材、切れの悪い整形で変に柔らかい。
ある意味、組立については良い設計かも知れない。ステアリングは使えそうだ。





取敢えず全体をばらしてみた。ドアはビス止めだが、ボンネットとトランクはヒンジをかしめてあるので切削せざるを得ない。
ここで心が折れたらおしまいである。





いつも使っている強力はがし剤を使用する。





はがし剤が塗装面に浸透して行きブツブツ状態になって行く。




通常だともっと綺麗にはがれるのだが何だかしつこく残ってしまう。
これ自体、下地処理に問題があった為では無かろうか
挫けそうになるので取付予定の「GMP9021 TRANS-AM TIRES and WHEEL KIT」を並べてモチベーション・アップ





あれやこれやで漸く剥離完了しかし手こずった。




食いつきを良くする為に#280で磨くと言うかキズ付ける。
ドアの凹み部は別パーツが付くので、ほったらかす。
この段階で併せて大まかな形状の修正も行った。
例のエンブレム部の2か所の出べそも対象だ。




実はプラサフを吹く前に以前はメタルプライマーを使っていたのだが「食いつき」の向上の効果があまり感じられなかったので省略してみた。

ところで「食いつき」なのだが2007年頃だったか問題になった中国製玩具の塗料に含まれる鉛の量が多い事について
鉛の量を何故、増やすのか
ある説によると隠ぺい性が向上すると言うものがあり、また別の説では「食いつき」がよくなると言うのもあった。
これを実験する気にはならないのは当然だが、このモデルは鉛問題が表面化する以前の製品で間違いなく、鉛の量は多かったであろう。
と言うわけで危険な塗料を剥離してやったぜぇ〜




「でべそ」はかなり綺麗に削除出来た。
しかしプラサフを吹いてみると当初の製造時のヤスリ痕が目立つ事、まったく雑なやつらである。
当然、修正!




まだヤスリ痕は残ってはいるが、まぁこの辺で良しとする。あとは塗装で誤魔化すとしよう。
ここで取付予定の「GMP9021 TRANS-AM TIRES and WHEEL KIT」を仮組みして再度モチベーション・アップ




待ちに待ったインディブルーの塗装
表面がゆず肌状態になっているが後でデカールを貼りクリアー吹きをする予定なので、あまり神経質に表面研磨処理はしない事にした。
作業中に硬いものを塗装面に少し「コツン」とぶつけると、やっぱり「ぽろり」となる。
自分の雑な取扱いにまったくいやになる。


 


ゆず肌といってもご覧のレベルなのでモデリングワックスをかければ目立たないのではないかな。




GMP9021 TRANS-AM TIRES and WHEEL KIT
このタイヤ・ホイールを入手したのは何年ころだろう。
多分10年以上前に遡る。
当時はネットショップやオークションをじっくりと探せば、ちらほらと見つけられたが現在では至難の業と言えるだろう。
もっと仕入れておけば良かったと今では思うが手遅れだ。
兎に角、良く出来ている。

この個体は多分オークション経由の中古品だったと記憶している。
ホイールに「ガリ傷」ありなんだなぁ〜実車でもないのにねぇ。




ノスタルジックなステッカーチューンを施しクリアーを3回吹いて磨いてみたものの「NGK」付近の表面で確認できるが、まだ「ツルリン!」とまでは行っていない。
でもまぁデカールの保護が第一の目的で、これは一応達成できたので、これにて完了




タイヤ・ホイールの取付けの写真を撮り忘れてしまった。
で今更、再度分解して撮影する気力も無い
後輪はアルミパイプを利用して簡単に取り付け出来た。前輪もホイール側から差し込んだビスを上手く埋め込む事ができたが接地させて車を前後に

「ぶぅ〜ぶぅ〜」と動かしたりすると多分「もげる」だろう。

ホイールについては「せこい」発想なのだが万が一再利用で他のモデルに使う事を考えて強力な接着剤など使用していない。
あちらこちらに塗装剥離の為の修正痕がある事は気にせず、まぁ完成に至った訳だ。


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